2024-2025シーズンの報告と今後の後援会活動について

後援会設立後、初回シーズンが5月31日で終了いたしました。
皆様には杉本選手への厚いご声援、及び後援会活動のご理解、誠にありがとうございました。

現在、杉本選手は、先シーズンの左膝の怪我に加え、1月下旬のレース中に負った左肩の怪我の影響で今月3日に大阪で手術をいたしました。
手術は無事に終了し、これから全治12ヶ月のリハビリに取り組む予定です。

今シーズンの成績は「試合日程・結果」のとおりで、自身にとって思い通りの活躍ができないシーズンでありました。また、杉本選手の年齢で日本代表として戦っていくためには、常に世界のトップの中で「即戦力」として結果を残すことが求められており、負傷後もオリンピック出場を目指して、痛み止めを服用しながら最後まで諦めずに戦いましたが、条件とされるW杯8位以内の成績を残すことができませんでした。
そのため、次期シーズンには日本代表に残ることができず、結果、イタリア冬季五輪(2026)の出場は叶いません。

杉本選手曰く、

「①自身のフィジカルの数値は今なお向上している、②モーグルという審査競技において、現行の世界トレンドとされるジャンプの傾向に合わせる能力を十分に有している。そのため、現役を続行して5年後のフランス冬季五輪(2030)を目指します。これまでの応援ご支援、本当にありがとうございました。一日も早く怪我を治し、再び競技復活、そして表彰台獲得に向け、チャレンジしていきます。」

と。

過日開催の後援会役員会では、シーズンの振り返り、今後の進むべき道、そして何よりも応援いただいている皆様への感謝の念が、本人から熱く語られました。

引き続き、本後援会は杉本選手を応援していきます。

後援会役員一同

PHOTO:©多田 悟